エンジニアリング部 電気グループ
電気第2チーム
N.M.
2020年度入社
山口県出身
高専での専攻はシステム工学
大学3年生の時、現在の職場で1カ月のインターンシップに参加させてもらいました。設備を作る面白さ、自分の考えていることが形になっていく達成感を体験し、これを仕事にすれば、やりがいのある社会人生活が過ごせるのではないかと感じ、ぜひ入社したいと思いました。
また、学内や実家の近所での東洋鋼鈑の評判が良かったこと、寮や社宅等の福利厚生が整っていたこと、周りの後押しがあったこと、入社後の金銭面・生活面での苦労が少ないと感じたことも決め手となり、入社を決めました。
エンジニアリング部 電気グループの電気技術者として、設備の電源、制御の設計や、製作、工事の企画をしています。
特に製膜のラインでは、既存設備の改造や、新規設備の取り付けを担当。既存設備の性能を損なわないよう、どのように改造し、取り付けるべきかを常に考えながら業務にあたっています。
鉄関係のラインでは、古くなった電気設備の更新を担っているほか、設備の生産効率アップや、生産品種を増やすための取り組み強化に励んでいます。オペレータの操作性や保全係の保全しやすさを最大限高められるよう、予算や納期を守りながら仕事に取り組んでいます。
設計業務においては、自分の知識や技術を用いてより良い設備を考えることにやりがいを感じています。現在入社5年目ということもあり、まだまだ自分の力が直接改善に活かされる場面は少ないですが、自分の力で改善できたと感じることができたときの達成感は格別です。また、オペレータの方や上司に感謝されたり、褒められたりする瞬間にもうれしさを覚えます。
製作・工事の企画においては、ラインの停止日や業者の手配日程、機器の納入日をパズルのように組み立て、自分のシミュレーション通り設備ができあがっていく過程にワクワクしています。日程が進むにつれ都度調整が必要になりますが、まるでリアルなシミュレーションゲームを体感しているようで、日々の仕事がとても楽しいです。
入社1年目、初めて賞与を満額で頂いたとき、これまでにない達成感を味わいました。前年は学生アルバイトで、数万円程度の賃金しか頂いていなかったのに、賞与として桁違いの額を頂いたときは、素直に「スゴい!!」と感激しました。そのお金で両親にお酒をプレゼントし、「やっと自分で稼いだお金で親孝行できる年齢になった」と感慨深い気持ちになったのを覚えています。
現在ももちろん、賞与を頂くたびに「ここまで頑張った!」という達成感を味わっていますが、やはり初めての賞与が最も思い出に残っています。
「報告」「連絡」「相談」、いわゆる“報連相”を丁寧に行うことを大切にしています。学生時代は、宿題を忘れたり課題の提出が遅れたりしたとき、嘘でごまかして帳尻を合わせることがありました。しかし、会社でそれは通用しません。仕事の遅れだけでなく、上司や同僚の予定を狂わせることにも直結し、大変なことになります。
東洋鋼鈑では理不尽な説教等のハラスメントもなく、“報連相”がしやすい環境が整っています。せっかくのこの環境を無駄にすることのないよう、嘘やごまかしのないコミュニケーションを心掛けています。
先輩や上司のような、一人前のエンジニアとなるのが目標です。入社してから現在まで、日々仕事をこなす中で経験や知識を培っていますが、機械から土木の範囲まで考えて動くのに必要な広い視野や、自分の知識や経験を活かして素早く決断する判断力は、まだまだ先輩や上司に及びません。今後は後輩が増えたり部下ができたりすることもあると思うので、1日も早く一人前のエンジニアとなり、先輩や上司から受け継いだ知識や経験をシェアできるよう努力していきます。
社会人になると自由になるお金は増えますし、退勤後の時間や週末、有給を有意義に使って遊びや勉強に費やすなど、とても充実した日々を過ごせます。とはいえ、学生時代のように何となく教室や研究室でおしゃべりをしたり、暇だからとカラオケに行ったり、好きなだけゲームをしたり、1日中寝て過ごしたり……というのはなかなか難しくなります。皆さんも就職活動中は忙しいと思いますが、残された学生生活を目一杯楽しみましょう。