東洋鋼鈑は営農型太陽光発電設備の設置を進めています。
営農型太陽光発電とは、農業と発電を両立させる取り組みで、農地の上部空間で発電、下部空間で営農を行います。
耕作放棄地に設置することで、環境面では営農によるCO2吸収、太陽光発電によるCO2フリー電気の創出、
地域経済面では農業従事者の雇用創出、農作物を収穫することができます。
営農型太陽光発電設備の様子
農作物(写真は榊で、日陰でも生育可能)
当社グループ内で発生する使用済みの紙を再生する装置「PaperLab(エプソン社製)」を導入し、社内で発生した紙を「捨てる」から「再生する」ことでCO2削減や資源のリサイクル、環境活動への取り組みに対する当社グループの意識の醸成につなげています。
水を大量に使うことなく紙をつくることができ、貴重な資源である水を守ることにもつながっています。
再生紙を利用して名刺、手帳、ペーパークラフト等を作成しています。
環境性能が優れた商品・サービスの開発、お客様への提供を通じて、持続可能な消費と生産の促進に努めています。
当社のニッケルめっき鋼板(ニッケルトップ)は高温で酸化されにくく、アルカリや薬品に対して優れた耐食性を有し、 ハイブリッド自動車(HEV)やEV用二次電池の主要構成部材として使用され、燃費の向上や温室効果ガス排出削減に貢献しています。
当社の樹脂化粧鋼板(ビニトップ、ファイントップ)において、その基材となる溶融亜鉛めっき鋼板に、環境に配慮した電炉製原板を適用した製品の販売を開始しました。基材となる溶融亜鉛めっき鋼板に使用されてきた高炉製原板を電炉製原板に代替することにより、当社の温室効果ガス排出量を削減できることとなりました。これにより、本製品を使用されるお客様における温室効果ガス排出量の削減にも貢献できます。
樹脂化粧鋼板の構成
樹脂化粧鋼板の用途例
当社は、材料、圧延、表面処理に代表される基盤技術を融合・発展させることで新たな価値を生み出し、次世代の新しいフィールドに挑戦していきます。
EV・ハイブリット車向け電池部材の拡大
次世代電池材料の開発・製品化
高速通信基板用部材への参入
ライフサイエンス分野への展開
新製品開発・新規事業推進についてはプロジェクトチャレンジのページもご参照ください。
当社は2016年にトルコに進出するなど、海外展開を進めています。
今後も、当社の高付加価値製品を海外市場へ展開していきます。
トルコ・オスマニエ工場