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同期対談@下松クロストーク

2021年入社の男性2名、女性2名がにこやかに和んでいる姿

資格取得やスキルアップの
手厚いサポートが魅力
若手でも自己成長を実感できる、
それが東洋鋼鈑です

インタビューに答える人物1(男性)の写真

Y.T.

生産技術部 焼鈍技術グループ
2021年入社

インタビューに答える人物2(男性)の写真

E.

技術研究所 金属機能材研究部
プロセス開発グループ
フィルム成形技術チーム
2021年入社

インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

S.M.

技術研究所 金属機能材研究部
薄板材料グループ
2021年入社

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)の写真

Y.D.

情報システム部 IT活用グループ
IT活用第2チーム
2021年入社

入社した理由を教えてください

男性が真剣にインタビューに答えている姿
インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

大学時代に研究していた電解めっきの知識を生かせると思い、入社を志望しました。同じ研究室出身の先輩も入社しており、事前に話を聞けたので安心感もありました。研究所には女性社員も多く、子育てしながら働いている方も多いと聞き、ライフステージの変化があっても長く働き続けられそうだと考えました。

インタビューに答える人物1(男性)の写真

「専門的に学んできた金属材料関係の知見を実践できる鉄鋼関連の会社であること」「出身地である福岡から近く全国各地への転勤がないこと」が就職の希望条件でした。同じ高等専門学校出身の先輩がたくさん入社し、活躍されていたことも入社の後押しになりましたね。

インタビューに答える人物2(男性)の写真

就職活動をする中で、表面処理に関わる仕事に魅力を覚えました。そこで、大学内の就職担当教員に相談したところ、東洋鋼鈑の紹介を受けたというのが入社のきっかけです。

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)の写真

ものづくりが好きなので、メーカーを志望していました。そんな中、学校で開催された企業説明会に出席し、東洋鋼鈑の存在を知りました。その後、ホームページや会社案内を見たり、東洋鋼鈑に入社している先輩から話を聞いたりしているうちに、「この会社に入社したい!」という気持ちが増幅。最終的に入社を決めた理由は、「同じ学科卒の先輩方が活躍していること」「鋼板事業のみならず、新規分野へ事業を展開していること」「女性も働きやすい職場だと感じたこと」の3つでした。

現在担当されているお仕事を教えてください

インタビューに答える人物1(男性)の写真

生産技術部焼鈍技術グループで、焼鈍設備(圧延などで生じる加工硬化による内部のひずみを取り除き、その後の加工をしやすくする熱処理を行う設備)の生産プロセスの最適化を担当しています。当社が排出しているCO₂のおよそ半分が焼鈍設備によるものなので、脱炭素化に向けた省エネルギー対策も推進しています。

インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

技術研究所金属機能材研究部薄板材料グルーブで、既存事業の拡大や新規事業の創出に向けた鋼板材料(電池用部材の一部として鋼板上に金属をめっきした材料)の研究・開発に取り組んでいます。「試験計画の立案や実施内容の打ち合わせを行い、目的や内容を関係者で共有する(Plan)」「実験・評価目的に沿ったサンプルを作製する(Do)」「作製したサンプルの特性評価として技術研究所内にある分析装置を用いて分析・評価を実施する(Check)」「結果を上司や先輩社員に共有する(Act)」のPDCAサイクルに基づいて業務にあたっています。

インタビューに答える人物2(男性)の写真

技術研究所金属機能材研究部プロセス開発グループのフィルム成形技術チームで、高分子フィルムの製造プロセスの構築を担当しています。製造工程を想定してそれに近い条件で実験を行い、対象となる高分子が製造工程でどのような物性変化を示すか調査するのが実際の業務です。お客さまの要望に応じた物性を持つ高分子フィルムを製造するには、この物性変化のデータ蓄積が欠かせません。

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)の写真

私は情報システム部IT活用グループで、製造ラインの稼働状況や生産実績の可視化を推進しています。具体的には、操業データをデータベースに蓄積し、専用のソフトウェアで表やグラフとしてパソコン画面上に表示するプログラムを作ったりしています。操業データには、生産時に装置から得られたデータと製造ラインのオペレータがタブレットで入力したデータなどが含まれ、オペレータが入力するタブレットのインターフェイス設計も私たち情報システム部が担当しています。また、製造ラインだけでなく人事部等の管理部門の業務効率化にも取り組んでいます。定型業務の作業時間削減や自動化、見える化を通して、労働生産性の向上、品質向上に貢献することを目指しています。

入社する前とした後でギャップを感じた場面はありましたか?

インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)が真剣に対談している姿
インタビューに答える人物2(男性)の写真

入社前は、金属材料の製品開発がメインの会社だと思っていました。しかし、私が配属された部署のように高分子フィルムなどさまざまな材料開発に取り組んでおり、チャレンジングな会社なんだとあらためて思いました。

インタビューに答える人物1(男性)の写真

そうですよね。入社前は鉄がメインの鋼板製造会社だと思っていましたが、実際はめっきやラミネートをはじめさまざまな分野に手を広げていて、新しいことに挑戦し続けている会社です。また、入社後に製造の現場を目の当たりにし、これほどまでに大変な作業をしているんだなと驚かされました。

インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

私の部署ではさまざまな電池部材を扱っていて、部材ごとにいくつかのチームに分かれて業務にあたっています。チームを異動するたびに新しい部材に触れ、学生時代にはまったく知らなかった知識をどんどん吸収していく毎日です。外部の講習会に参加させていただくこともありますし、これほどまでに知見を深められる機会が多いとは、入社前には想像していませんでした。

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)の写真

私は学生時代に経営情報工学を専攻していたので、自分の中で情報システム部に配属されるだろうと思っていました。ところが、最初に配属されたのは生産管理部。これも一つのギャップかもしれません(笑)。ただ、私にとってはこれが“ありがたいギャップ”でした。生産管理部では現場に関連する業務に触れる機会が多かったので、専門用語に対する理解が深まり、この経験が現在の仕事にも活かされています。

同期の4名でにこやかに対談している

自己成長を促す東洋鋼鈑ならではの取り組みを教えてください

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)の写真

自己研鑽のために通信教育を受けられる制度が設けられていて、1年に最大4つまで奨励金による受講が可能となっています。約450種類の中から自分の興味のある講座を選べるので、年に1回はこの制度を利用しています。

インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

自分の業務と直接関係なくても、スキルアップの一環としてさまざまな学びに挑戦できるのがうれしいですよね。

インタビューに答える人物1(男性)の写真

東洋鋼鈑は、資格取得を後押ししてくれる会社でもありますよね。上司も「とりあえず挑戦してみたら?」とフランクに応援してくれます。当社は研究所もあるので、知的財産管理技能検定に挑戦する人も多い印象ですね。個人的にはカーボンニュートラル検定を受検し合格しました。

インタビューに答える人物2(男性)の写真

私もクレーンのフックに吊り荷を掛けたり外したりする「玉掛け」に必要な資格を取りました。

インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

最低でも年に1つ、新たな資格を取得することを私も目標にしています。これまでに危険物取扱者や有機溶剤作業主任者の資格などを取りました。

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)の写真

2024年度からは、資格取得奨励金制度もスタートしていますよね。

インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

そうですね。業務上必要な資格や免許の取得にかかる費用(受講料・受験料・交通費等)を会社が全額負担してくれるだけでなく、一部の難易度の高い資格や免許を取得した際は奨励金も支給してくれるのでありがたいですよね。

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)の写真

そうなんです! 私も現在、資格取得に向けて勉強中です!

インタビューに答える人物2(男性)の写真

さまざまなセミナーの開催情報も頻繁に共有されますよね。

インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

確かに、技術研究所の中にある技術企画グループからセミナー情報がよく届きますよね。オンラインで受講できるものも多いですし、技術的な内容から分析装置の使い方、分析のやり方などさまざまな種類のセミナーがあるので、興味のあるものには積極的に参加しています。

仕事を通してどんな成長があったか教えてください

インタビューに答える人物1(男性)が真剣に対談している
インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

最初は先輩や上司に教えてもらいながら実験をしていましたが、経験を積むにつれて自分で考えた試験内容を提案できるまでになりました。年々、できることが増えているという手応えを感じますね。後輩や他部署からの助っ人メンバーに自分の業務を割り振る機会も出てきましたが、「円滑なコミュニケーションができていて頼もしい」と上司からうれしいコメントをもらった時には、成長できているんだなと思いました。

インタビューに答える人物1(男性)の写真

意見を言いやすい環境なので、成長機会が多いと思います。最近、社外発表に挑戦しましたが、これまで社内でさまざまな意見発表の場を与えてもらっていたので自信を持って臨むことができました。

インタビューに答える人物2(男性)の写真

自分が成長したかどうかは正直分かりませんが、常に新しいことに挑戦できているという実感はあります。専門としている高分子物性に関する知識や経験も確実に増えていて、新しい開発や測定の計画も上司の力を借りずに立てられるようになりました。トラブルに見舞われることもありますが、「大丈夫! 君ならやれる!」と励ましてもらいながら解決していく過程で、対応力も身についたと思います。

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)の写真

現在の部署に異動して2年目なので、まだまだ勉強中なんです。経験が浅いこともあり、当初は先輩社員が作ったプログラムをコピーするような仕事がほとんどでした。それでも、最近は少しずつ自分でブログラミングする機会が増えてきたので、これも成長だと捉えています。

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)が真剣に対談している

今後のビジョンについてお聞かせください

インタビューに答える人物1(男性)の写真

焼鈍関係の仕事に携わる中、過去の決め事が現状に即しているかとう疑問を感じることが多々あります。だからこそ、固定観念にとらわれず、誰にとっても分かりやすく効率の良い生産プロセスを模索していきたいと考えています。

インタビューに答える人物2(男性)の写真

そうですね。たとえば新しい装置を導入する際も、分厚いマニュアルを読み解くのは大変です。私もこれまで2つの装置の取り扱い手順書を作りましたが、より分かりやすい手順書を作ることで業務の効率化に貢献したいと思っています。

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)の写真

私の業務にも当てはまる話です。プログラムは基本的に一人で作りますが、それをほかの人が見たときに理解できるような資料、関連図などは積極的に作っていこうと考えています。個人的には、システム周りの知識だけでなく、当社の専門分野や幅広い業務についても学び、会社全体の労働生産性向上に貢献できるシステムエンジニアになりたいと考えています。

インタビューに答える人物2(男性)の写真

技術研究所では、新規テーマ探索が一つの課題となっています。私もこれまでにない用途を模索し、それに見合った新しいプラスチック製品の開発に取り組んでみたいです。

インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

私には、「思いやりを持ち、困っている人に手を差し伸べる存在でありたい」という自分自身のキャリア(人生)の目標があるんです。これは、東洋鋼鈑の企業理念の一つ「情熱と勇気を持って、新しいことに挑戦します」とマッチしているなと感じています。グループ内あるいは他部署でも困り事を抱えている人がいたら、誰もやりたがらないこと、自分に経験がないことであっても率先して取り組んでいきたいですね。その延長線で、いつか自分が開発した新しい材料が電池部材として実装されたらうれしいなと夢を描いています。

最後に、就活中の皆さんへのメッセージをお願いします

インタビューに答える人物3(髪を結んだ女性)の写真

就職活動は自分自身を見つめ直したり、自分のなりたい将来の姿について考えたりする良いきっかけになると思います。一人で悩まずに身近な人に相談したり、時には息抜きをしたりしながら、無理せず楽しみながら後悔のない選択をしてください。応援しています!

インタビューに答える人物4(ロングヘアの女性)の写真

就職活動中は大変なこともあると思いますが、S.M.さんの言うように自分と向き合えるいい機会です。どうか自分らしく頑張ってください! 宣伝をさせてもらうなら、先にも触れたように東洋鋼鈑には資格取得や通信教育を奨励する制度が整っています。いろいろなことにチャレンジしたい人には最適な会社だと思うので、皆さんの選択肢に当社を加えていただけたらうれしいです。

インタビューに答える人物2(男性)の写真

東洋鋼鈑は外国人にも働きやすい会社です。自分も含め海外出身の社員も大勢活躍しており、その数も年々増えています。当社を志望する外国人の皆さんが工場見学に来られる際は、私が案内しますのでどうかリラックスしてお越しください

インタビューに答える人物1(男性)の写真

材料、圧延、表面処理に代表される基盤技術を融合・発展させ、世界でオンリーワンの素材開発に挑める会社です。ぜひ一緒に世界を目指しましょう!