K.Y.
総務部総務グループ
1999年入社
総務グループリーダーとして、総務チームと法務チームの業務全体を統括。総務では、リスク管理、会社法・役員会業務や社内規程関連、社内外広報、一般総務業務(不動産、ファシリティ関連)、秘書業務等を行い、法務では、契約審査や法務相談、コンプライアンス関連業務など、多岐に亘る業務を担当。メンバーと協力しながらこれらを推進している。
N.K.
営業管理部営業統括グループ
2011年入社
営業統括グループにて、鋼板事業部の販売・製品在庫・価格改定の管理、販売数量や売上高変動の要因分析、営業サポート等を行う。各業務を他部署と連携しながら推進している。
Y.T.
電子材料部 電子材料グループ
2020年入社
電子材料工場の品質保証部にて顧客対応を行う。その後、本社の電子材料部電子材料グループにて営業、調達、市場調査などを行う。磁気ディスクは需要の波が激しいため、短期的な販売のみならず、お客様との長期的な関係を大切にしながら、業務を遂行している。
ものづくりをするメーカーに絞って就職活動を進める中で、飲料缶や食缶の中身ではなく、容器である缶の素材を作る東洋鋼鈑の存在を知りました。人々の暮らしを堅実に支えている点に惹かれて入社を志望しました。
確かに当社の製品は、とても身近なところで使われていますよね。私もそこがいいなと思いました。
私は教職課程を履修していたので、当初は教育分野への就職を考えていました。鉄鋼業界は視野に入れていませんでしたが、就活中の会社紹介セミナーで偶然東洋鋼鈑を知り、皆さんと同じように身近な製品の供給を支えている点に興味を持ちました。
ものづくりをする会社で働くなら、現場(工場)を知りたいという気持ちもあったんですよね。とはいえ、全国転勤は望んでいなかったので、生産拠点が山口県の下松事業所の1カ所のみという点も、私には魅力的に映りました。しかも、下松ってとても住みやすいところですし!
最近入社された皆さんは、下松からキャリアをスタートするケースが多いですよね。本社が東京にあるという点についてはどう考えていたんですか?
工場を経験したあとは東京で働きたいと考えていたので、本社が東京という点も願ったり叶ったりでした。会社の落ち着いた雰囲気も自分に合っていると感じましたし、独身寮やフレックス制、時短勤務といった勤務形態が整備されていること、安定した経営基盤があることも決め手になりました。
私も会社の雰囲気がいいなと思いました。程良い規模感が自分に合っていると思いましたし、“鉄”の会社なのに柔らかさが感じられるところも好印象でした(笑)。
穏やかなタイプの人が多いですよね。面接試験の際にご対応いただいた人事担当者や、座談会でお話しした先輩社員の人柄の良さも、私にとって入社を決意した大きな理由になりました。
入社直後は下松事業所の生産管理グループに配属されました。その後、本社の缶材営業部に異動し飲料缶の営業に。現在は本社の営業統括グループで、鋼板事業部の販売数量変動の要因分析や、価格改定の管理、製品在庫管理等を担当しています。
私は入社してから、ずっと総務畑にいます。現在は、総務グループのリーダーとして、総務チームと法務チームの業務全体を統括しています。
当社の総務グループは業務範囲が非常に広いと聞いていますが……?
そうなんです。総務チームは、リスク管理から会社法・役員会業務や社内規程関連、社内外広報、一般総務業務(不動産、ファシリティ関連)、秘書業務を、法務チームは、契約審査や法務相談、コンプライアンス関連業務などを担っています。とても幅広いですよね。
Y.T.さんは入社直後から電子材料部門に携わっているのですか?
はい。鋼板関連製品ではなく、磁気ディスクの基板を扱う部門で業務にあたっています。入社後4年間は、下松事業所内の電子材料工場の品質保証部で顧客対応を担当しました。5年目からは本社の電子材料部電子材料グループに移り、営業や市場調査といった業務を受け持っています。
現在の部署に来て1年半なので、まだまだ勉強すべきことばかりで……。それでも、当社の主力である鋼板関連製品を扱う部門で、売上の計上に関わる責任が重い仕事を任せてもらえていることを嬉しく思っています。信頼してもらえているからこそ任せてもらえる――。それがやりがいに繋がっています。
私の部署で扱っている磁気ディスクは、需要の波が激しいのが特徴です。また、ハードディスクドライブを作っている会社が世界全体で3社しかなく、取引先が限られているのも特徴的な点です。だからこそ、つい目先のことに集中しがちですが、長期的な視点を持ち、次世代の新製品を見据えて常に最新の動向を探りながら、お客さまと密にコミュニケーションを取るよう心掛けています。
現在はマネジメントをする立場なので、職場のメンバーが成長し、生き生きと仕事に取り組む姿を見ることが何よりのやりがいになっています。
産休・育休といった制度を使っている方がどんどん増えています。私も2021年に産休・育休に入り、2023年に復帰しました。コロナ禍の2020年頃からテレワークの環境が整ったので、現在は家庭の状況を職場に伝えた上で、テレワーク中心で勤務しています。
子どもが小さいうちは、体調不良で保育園や学校をお休みすることがあるので、テレワークの体制が整っているのは安心ですね。
そうですね。急遽お休みをいただくこともありますが、職場の皆さんのフォローもあり、時短ではなくフルタイムで勤務できています。これまで業務に支障が出たこともありません。
どんな働き方ができるかは、部署や業務内容にもよっても変わってくると思いますが、相談すればこちらの事情に寄り添ってくれるだろうという安心感が当社にはありますよね。
分かります。最近では、結婚や出産を理由に退職する女性社員はほとんどいないと思います。
⾃分を取り巻く環境が変わっても働き続けられるのは、会社の制度と周りの理解があってこそだと感じています。当社はその環境が整っていますよね。
はい。私も産休・育休を取り、復帰後は時短勤務制度を利用しました。それに加え、実は休職制度も利用させてもらったことがあるんですよ。
そうなんですね! どのくらいの期間休職されたんですか?
3年間です。夫が海外赴任となった際、休職して子どもと一緒にアメリカで暮らしました。
さまざまな働き方の選択肢が用意されているのは、本当に心強いですよね。
これまで、「女性だから活躍できない」と感じたことはありません。育児や介護の負担が女性に偏りがちという側面もありますが、今後、男性の育休取得や育児参加が進めば、女性ももっと理想的な働き方ができるようになると思います。
女性だからという理由で仕事を任せてもらえないということも、当社にはありません。自分がどんな仕事をしたいのか発信し、行動する力があるかが重要ですね。私は下松事業所での勤務時代、自分の体が隠れるほど大きなサンプルを自力で持ち運ぶことがありましたが、その姿を見て「何でも頼んで大丈夫なんだ」と思ってもらえたのか、気付けばさまざまな仕事をやらせてもらえるようになり、それが自分の自信になりました。
私の場合、当時女性社員が携わる機会が少なかった株主総会関連の業務を任せてもらった経験があります。会社法を一から学ぶのは大変でしたが、それが会社への貢献にも自身の成長にもつながったと感じています。あの時に培った経験や知識は、確実に今の仕事にも生かされています。
私も工場で品質管理を担当していた時代、ゴールデンウィーク中に苦情のメールが立て続けに何件も届き、休み明け早々、対応に四苦八苦したことがあります。それを乗り越えられたからこそ、今の自分があると感じています。
追い詰められたとき、一人で抱え込まずに上司や同僚に相談する姿勢も大事ですよね。
そうですね。その点、相談しやすい雰囲気があるのも東洋鋼鈑の良さですよね。
私は相談されることが多い立場なので、相談しやすい雰囲気づくりを心掛けるようにしています。
K.Y.さんのような頼れる女性の役職者も増えていますよね。
制度面でも従業員をサポートする体制があり、会社の雰囲気としても男女を問わず活躍できる会社だと強調したいですね。
まずは、営業統括グループで経験を積み、この道のスペシャリストを目指したいです。専門性を身につけて、困ったことがあれば真っ先に頼られる存在になれるよう、育児と両立しながら頑張りたいです。
私もいずれ出産したら、N.K.さんやK.Y.さんのようにうまく育児と仕事を両立し、これから入社される皆さんのロールモデルになれるよう頑張りたいです。IT系など、これまでとは異なる分野の仕事も経験してみたいと思っています。
今後は、自分の知識や経験をメンバーに引き継いでいくフェーズに入っていくと思います。会社のさまざまな制度に支えられてここまで働き続けられたので、職場のみんなが諸制度を存分に活用し、より一層活躍できるような職場環境作りに努めたいです。
製造業の事務系の採用枠は狭いので、とにかくたくさんエントリーすることをおすすめします。新卒採用は、受験のように点数の高い順に決められた数の人を合格させるというものではありません。どのような人がどのくらい必要か、毎年異なる条件の下で行うものです。自分に非がなくても不採用になることもあるので、たくさんエントリーして自分とマッチする会社を見つけていただきたいです。
インターネットで多くの情報が得られる時代ですが、できる限り説明会等に足を運び、実際にその会社で働いている人たちと接して会社を選んでほしいですね。就職する会社は、多くの人にとって学生時代よりも長く身を置く場所になります。あとから後悔しないように、しっかり自分の目で見て確かめ、この人たちと働きたいと思える会社を見つけてほしいです。
就活はさまざまな業界、職種を知る良い機会になると思うので、たくさんの人に話を聞いて、自分に合った会社、仕事を見つけてほしいですね。
私自身は、東洋鋼鈑に入社して本当に良かったと思っています。下松事業所勤務もとても楽しかったですし、一度地方で仕事をしてみたい人にもおすすめです。また、部署にもよるかもしれませんが、私の場合は海外とのやり取りも多いので英語力もアップしました。チャレンジ精神旺盛な方に、ぜひご応募いただきたいです!
そうですね。当社は高い技術力を持ち、風通しも良く成長の機会が多い会社だと思いますので、ぜひ仲間になっていただきたいです。
鉄鋼業界と聞くと古い体質なんじゃないかと思われるかもしれませんが、当社は意外と進んだ考え方をしている会社です。産休・育休だけでなく、休職制度も使わせてもらった私が言うのですから確かです(笑)。皆さんの選択肢の中に、東洋鋼鈑を含めていただけたらうれしい限りです。