東洋鋼鈑株式会社は、カーボンニュートラル社会を目指す取り組みとして、PPAモデル※1による太陽光発電設備の設置を順次進めています。
この度、長州産業株式会社と電力購入契約を締結し、下松事業所で5箇所目となる太陽光発電設備を製造ライン建屋の屋根に設置し、発電を開始しました。
今回導入した太陽光発電設備は、太陽電池容量408kWで年間発電量約450MWhを見込んでおり、年間約250tのCO2排出削減につながります。また、中国電力とのオフサイトPPAによる営農型太陽光発電設備の設置※2も推進しており、これらの取り組みによって、下松事業所内で消費する電力のうち、年間約7,280MWh※3が追加性を有する再生可能エネルギーとなり、年間約4,020tのCO2排出削減に貢献します。
当社は持続可能な社会の実現に向けて、再生可能エネルギー・新技術の導入等により、温室効果ガスの排出削減に引き続き取り組んでまいります。
※1 Power Purchase Agreementモデル:
電力契約販売における第三者モデルとも呼ばれ、PPA事業者(第三者)が需要家の敷地や建物の屋根に無償で太陽光発電設備を設置して、電気を供給する仕組み。
需要家側は、自分の敷地内で発電した電力を購入し使用することができるため、CO2排出を削減することが可能となり、脱炭素・SDGsに取り組むことができる。
※2 当社プレスリリース「中国電力とのオフサイト太陽光発電に関する契約 締結について」(2024年1月22日公表)。
※3 2024年7月時点