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詳細はこちら東洋鋼鈑では、新しい常温接合技術である「表面活性化接合法」を用いて高機能異種金属積層材料「ファインクラッド」を世界に先駆けて開発・実用化いたしました。
「ファインクラッド」は真空中での常温、低圧下圧接で製造されるため、従来のクラッド材とは異なり、熱および加工応力による材料への影響が少なく、 従来のクラッド材では適用困難な新しいアプリケーションへの適用が可能となりました。
接合の前後で材料特性(硬度、組織など)の変化はありません。
従来に無い新しい複合材料(バイメタル)が、東洋鋼鈑のファインクラッド材です
項目 | 東洋鋼鈑 ファインクラッド | 従来クラッド |
---|---|---|
界面平坦性 | ○ | △ or × |
界面合金形成 | なし | あり |
箔の接合 | ○ | × |
厚み減少率 | 0.1~5.0% | 30~70% |
素材材質の組合せにより異なる場合があります。
製造装置の概略図を示します。装置全体が真空容器となっています。
素材→表面活性化処理→圧接→製品巻き取りの全ての工程は真空中で行われます。
採寸箇所 | 厚み(mm) | MAX.幅(mm) |
---|---|---|
材料A | 0.015~0.2 | 250 |
材料B | 0.05~1.0 | 250 |
トータル | 0.06~1.0 | 250 |
材料A | 材料B |
---|---|
Al | Ni |
Al | Al |
Ni | Cu |
Al | SUS |
Cu | Al |
材料 | 厚み(mm) | 硬度(Hv) | 引張強度(N/mm²) | |
---|---|---|---|---|
クラッド前 | SUS304 | 0.201 | 170 | 703 |
Al 1N99 | 0.056 | 24 | 59 | |
クラッド後 | SUS304 | 0.200 | 173 | 572 |
クラッド材としての強度
上表のようにクラッド前・後での特性変化はありません。
35μmCu/0.26mmSteel/35μmCu
(手前から)
Al/mild steel clad
Cu/SUS/Al clad
Ti/Al/SUS clad
SUS/Alクラッド材(上面:SUS)
近年、スマートフォン等のモバイル機器はさらなる高性能化、通信速度の高速化(5G)が進んでおり、放熱の課題はますます高まっています。一方で、機器内部に実装できるスペースは限られており、部品点数を抑えるためにも複合的な機能を併せ持つ材料が求められています。
このようなニーズにお応えするため、当社は放熱性・加工性に優れ、かつ高強度を実現する放熱補強クラッド材(SUS/Cu系クラッド、SUS/Al系クラッド)を開発しました。
放熱補強クラッド材は、ステンレス単体やステンレス+グラファイトシートと比較し、高い放熱性を示します。
グラファイトシートを省略することができ、薄型化が可能です。
上記値は弊社での測定値となり、保証値ではありません。
近年では、ステンレスにグラファイトシートを複数枚積層し放熱させるケースも見られます。
そのような場合、ステンレスでなく放熱補強クラッド材にグラファイトシート(1枚)を貼ることで、さらに高い放熱性が得られ、グラファイトシートの積層数を削減することができます。
上記値は弊社での測定値となり、保証値ではありません。
構成 | クラッド材 | 単一材 | |||
---|---|---|---|---|---|
SUS/Cu(1:5) | SUS/Cu(1:2) | SUS/Al/SUS(1:4:1) | SUS304 | A5052 | |
引張強度(MPa) | 336 | 408 | 324 | 713 | 253 |
0.2%耐力(MPa) | 209 | 261 | 201 | – | – |
3点曲げ強度(MPa) | 447 | 506 | 495 | 519 | 387 |
密度(g/cm3) | 8.8 | 8.6 | 4.4 | 7.9 | 2.7 |
総厚みが0.3mmの場合。
上記値は弊社での測定値となり、保証値ではありません。
受賞年月 | 内容 | |
---|---|---|
2000年10月 | 日本金属学会技術開発賞受賞 | |
2001年 6月 | 全国発明表彰特別賞(経済団体連合会会長発明賞)受賞 | |
2006年 4月 | 文部科学省 平成18年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)受賞 |
マーケティング部 マーケティンググループ
電話:03-4531-6864